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開田高原&馬籠宿ツーリング

帰りは試練の大雨高速ツー

2010.10.31(日) 走行

九蔵峠にて

開田高原(九蔵峠)にて

今回の参加者

 カメさん (YAMAHA FJR1300)
 ボルドーさん (HONDA CB1300SB)
 ogmさん (BMW K1200GT)
 シンさん (BMW R1200RT)
 絶壁さんご夫婦 (BMW R1200RT) タンデム
 osamuさん (KAWASAKI ZZR1100) 初参加
 ちかぶさん (HONDA CB400SF SP2) 初参加
 私と妻 (BMW R1200RT) タンデム

 以上 8台 10名

台風によるツーリング中止は免れたが・・・

 今回のツーリングは開田高原へ新蕎麦とソフトクリームを食べに行き、紅葉を見るのが目的。そして温泉+アルファも楽しむ予定だ。そしてこのツーリングでは、関東だけでなく、関西、中部方面から仲間が集まる。

 週末は台風が関東直撃か?と連日報道されていたが、ツーリング予定の日曜日はきっと台風が過ぎ去った後だと信じて決行する意志は強かった。そして予想通り台風は土曜日の夕方から夜にかけて無事通過。しかし、今回の台風、台風一過の晴天はあまり期待出来ないらしく、夕方からは再び各地で雨になるとの予報、それでも帰り道の雨は覚悟のうえでツーリングへと出発した。

 今回は久し振りに妻が一緒、R1200RTでタンデムで行く。ライディングウェアも今シーズンでは初となるストリートガード3を着て完全装備とした。ストリートガード3を着ると何となく「あぁ、もうこんな時期になったんだなぁ・・・」と感じてしまう。夏には暑くてあまり乗る気にならなかったR1200RTだが、この紅葉の時期から春先までは出番が多くなるに違いない。(^^)

 起床はとても早い早朝4時、まだ真夜中だ。今回はロングツーリングのため、中央高速道路の談合坂SAに6時に集合、6:30出発の予定としていた。予定より15分遅れで自宅を出発。高速道路では少し時間稼ぎで飛ばし予定時刻6時には談合坂SAに到着した。すると既にボルドーさん(CB1300SB)、シンさん(R1200RT)、ogmさん(K1200GT)が到着していた。(^^;)

 何時もの様に談合坂SA内のパン屋さんで朝食を食べているとカメさん(FJR1300)も到着。無線機の最終チェックを行ってから出発する。この時点でのバイクは計5台だ。

談合坂SAにて

 まだ私は朝から雨には降られていなかったのだが、カメさんは家を出発する時点で雨に降られていたらしい。 大月付近では何時雨が降り出してもおかしくないほど低い雲がかかっており、路面も昨夜の雨で濡れたままだった。

中央高速道路走行中

 そんな天気の影響も有り、予想通りこの日の中央高速道路は交通量が少なく快適に走行する。(^O^)

中央高速道路走行中

初狩PAにてosamuさんと合流

 初狩PAを通過時に、今回初参加のosamuさん(ZZR1100)と合流する。合流方法はPAには立ち寄らず、通過時にクラクションを鳴らし手を振って我々の通過を伝えての合流だった。通過後はosamuさんが追いつくまで速度を落として走行、無事スムーズに合流出来た。osamuさんは小田原からの参加だ。

 時間的には余裕があったので、その後八ヶ岳PAに立ち寄り休憩する。この時は頭上の雲は薄くなり晴れ間が見える箇所も有ったのだが、その後次の休憩ポイントである諏訪湖SAに近づくと雨が降りそうな程天気は下り坂となっていった。

 下の写真は諏訪湖SA到着直後に撮った写真。カメさんは到着するや否やテラス席を確保し1人でくつろいでいた。w

諏訪湖SAにてくつろぐカメさん

塩尻ICにてちかぶさんと合流

 諏訪湖SAでは休憩施設内のテーブル席に座り少しゆっくりと休憩をした。これまた今回初参加となるちかぶさん(CB400SF SP2)と合流する予定の時間調整を行った。

 しばらくして何時の間にか外ではギリギリ濡れてしまう程度の雨が降りだしていた。仕方なくレインスーツを着込んだ後諏訪湖SAを出発した。ちなみにカメさんは一足先に塩尻IC近くのお墓参りへと出発し、塩尻ICを出た国道19号線で合流する。

 雨は結局直ぐに小康状態となり、濡れない程度の霧雨となった。塩尻ICに近づくと先に出発したカメさんから無線が入り、塩尻ICを出たところにちかぶさんらしき人が既に到着していたのを目撃したとの一報が入った。そして情報通りちかぶさんと無事合流、その後カメさんと国道19号線に出たところで再び合流する。これでこの時点で7台(8名)となった。ちかぶさんは安曇野からの参加だ。

更に道の駅「日義木曽高原」で絶壁さんご夫婦も合流きのこ汁を食べるカメさん

  塩尻ICから国道19号線を走行、給油を済ませてから次のメンバーとの合流地点である道の駅「日義木曽高原」を目指して走行する。 道の駅「日義木曽高原」で合流するのは関西方面から参加する絶壁さんご夫婦(R1200RT)だ。

 道の駅に到着すると、この後直ぐにお蕎麦屋さんに行くにも拘らず、すかさずカメさんがきのこ汁なるものを食べていた。(^^;)

 他のメンバーも「木曽牛コロッケ」(150円)を食べたりしていたので、私も妻と1つを分け合って食べた。味の方は牛肉が思っていた以上に入っていたが、熱々ではなかったのが残念。妻が思うには少し脂っぽく、白川郷のコロッケの方が美味しいとの評価だった。(爆)

 天気の方はまた晴れ間も見え出し、中々良い展開である。何とか日中だけでもこのまま雨が降らないようにと願うばかりだ。

 

木曽牛コロッケ

絶壁さん、新型R1200RTで登場

 何となくは予想していたのだが、絶壁さんご夫婦は新型R1200RTで合流した。羨ましい・・・。それにしても絶壁さん、R1200RTだけでこれで3台目。いやはや新車の乗り継ぎ、凄過ぎます!(^^;) 下の写真、左から絶壁さんご夫婦の新型R1200RT、osamuさんのZZR1100、ちかぶさんのCB400SF SP2。

新型R1200RT

 これで8台10人が集まった。本当ならもう1人、名古屋方面から参加されるかもしれない方も予定していたのだが、残念ながら今回は不参加となった。

 開田高原への道は天気も回復しだしていたので、気持ち良く快走する。しかし、新地蔵トンネル内で覆面パトカーに捕まっている車を目撃し、こんなところでも捕まるのか?と皆驚いていた。

ふもと屋でとうじ蕎麦を食べる

 開田高原と言えばこのとうじ蕎麦、そしてとうじ蕎麦と言えば「ふもと屋」だ。まずは毎年恒例のこのふもと屋に入る。カメさんは到着後直ぐに席の確保へと動いてくれた。助かります。m(_ _)m そして無事席を確保。

ふもと屋

 そしてこれらの写真はシンさんが撮ってくれました。毎度気を使って頂きありがとうございます。m(_ _)m

 絶壁さんご夫婦は今回タンデムでの参加だったが、奥さんも実はBMW乗りと言うご夫婦で充実したバイクライフを楽しんでいる。

 そそ、肝心のとうじ蕎麦はこんな感じ。干し椎茸と油揚げが入った熱々の汁に、お蕎麦を竹篭にのせてしゃぶしゃぶする感じ。とっても美味しいのだ。ちなみにライダーは割引により、大盛りサービスとなっている。

 お蕎麦を食べていると外では陽が差してきた。う~ん・・・ 何だか良い感じ!(^^)

晴れ間が!

 お蕎麦の次はソフトクリーム

 お蕎麦を食べ終えたばかりなのに、間髪入れずに次はソフトクリームを食べに行く。お勧めは何と言ってもとうもろこし味。これが1番美味しい。

とうもろこし味のソフトクリーム

美味しいソフトクリームを堪能した後は、九蔵峠へと向かった。そして、やっと陽射しを浴びながら走行する。バイクの影が嬉しい。(^^)

 九蔵峠は絶景が見える場所。お気に入りの場所だ。御嶽山は雲に隠れてしまっていたが、この素晴らしい紅葉はそれでも感動的だった。

美しい紅葉の九蔵峠からの景色

 九蔵峠には外国人の団体も訪れていた。ここでシンさんがこの方達と流暢な英語で会話する。シンさんって英語、ペラペラだったんですね。驚きました。

外国人も訪れる九蔵峠

九蔵峠にて

馬籠宿へ

 九蔵峠の次は馬籠宿へと向かう事となった。県道20号線(開田三岳福島線)で国道19号線を目指して走行する。

県道20号線

 下の写真の通り、県道20号線では気持ち良く走っていたのだが・・・、国道19号線に入るとマッタリ走行となり、睡魔が皆を襲うようになってきた。私もかなり眠かった。(^^;)

 そして14:35、やっと馬籠宿に到着。結構ここまで遠かった気がするのは睡魔も影響していたせい?(^^;) ちなみにちかぶさんが馬籠宿の駐車場事情を知っていた為、急坂を上る事無く停めやすい場所に駐車出来た。

 この馬籠宿、妻籠宿では大きな駐車場が在るのだが、駐車場が広くなく、バイクは急坂&ジャリ道の場所に誘導される事が多く、転倒する人も居るとの情報だった。

馬籠宿

 この日、馬籠宿は「馬籠ごへー祭り」の予定だったらしい。しかし、台風14号の接近により、急遽中止となったようだ。(^^;)
ちょっと残念。

馬籠ごへー祭り

 馬籠宿は急坂にある宿場。坂を下りながら散策するが、帰りは上りと思うとちょっとしんどいが、結構奥の方まで観光する。

馬籠宿

 馬籠宿は五平餅意外に栗関連の食べ物が多いようだ。あまり下調べをしていなかったので、何処で何を食べようか迷いながら歩いた。

馬籠宿

 そして馬籠宿で最初に食べたのがこの槌馬屋の店頭で販売されていた「栗ふく」(200円)、栗餡と栗の甘露煮が入っているのだが、生産能力が著しく悪く、20分並んだのにogmさんは食べれなかった。私は妻と半分づつ食べる。直前の人が8つも買ったのも原因の1つだ。(ーー;)

 そして定番の五平餅も食べた。ちょっと味噌の付き具合が薄い感じ。(200円) 出来たての熱々で美味しかった。

五平餅

温泉(クアリゾート湯舟沢)へ

 馬籠宿の見学が終わり、この後の温泉の話となった。当初予定していた伊那近郊の温泉まで走行するには遠過ぎるとの話となり、この馬籠宿より程近い場所の温泉へと行く事となった。これにより、残念ながらちかぶさんとはここでお別れとなる。本当はちかぶさんも伊那まで一緒に走ろうと思っていただけに、本当に申し訳ない。

 私のナビでは検索出来なかった近くの温泉、クアリゾート湯舟沢へと向かう事になる。先導車はナビの設定が可能だった絶壁さんにお願いした。

 クアリゾート湯舟沢はプール施設も併設する大型温泉施設だったが、入浴のみは800円、JAF会員割引で600円で入浴可能だった。JAF割引2名分で400円安かったのは結構嬉しい。

 ここでは長い時間露天風呂で雑談し、ゆったりとした時間を過ごした。そして休憩室で仮眠等した後、食堂で夕食を食べた。

 私が注文したのは限定食である、栗のおこわとおろし蕎麦。しかし、ご覧の通り栗のおこわ(左上)は芸術的とも言える量の少なさ。

 これには周りの仲間の反応も「底が見えてるよね」と思わず冷ややか。1,000円とは言えこの盛り付けにはさすがにがっかりであった。(--;)

 ちなみにこの食堂ではお試しとして置いてあったこの「黒胡椒にんにく」が話題となった。「ラーメン、ステーキ、焼肉、野菜炒め、鶏の唐揚げなど、いろいろお試し下さい」と書かれていた。

 私は妻が注文した鶏の唐揚げ1つを貰ったのでこれを掛けて食べ、なかなか美味しかったのだが、ボルドーさんの注文した海鮮丼にもふりかけてみればとogmさんが言っていたやりとりが面白く楽しかった。

試練の大雨、自宅まで延々と続く

 温泉から出ると、雨の勢いは結構本降りだった。幸いな事にこの温泉施設前には屋根が有ったので、バイクを移動して出発準備を行った。一番近い中津川ICへと向かうが、霧と大雨で前が良く見えず、慎重に走行せざるを得ない状況だった。そして中津川ICで絶壁さんご夫婦とお別れ。残る6台は諏訪湖方面へと走行するが、濃い霧と大雨、そしてトラックの多さで試練の雨中走行を強いられた。

 もう少し走り続ければ雨が止むかもしれない・・・との淡い期待を抱くも、速度規制時速50kmの表示まで出る始末。結局自宅までの距離300km以上、この大雨は延々と続いたのだった。(大爆)

 おわり

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