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2012北海道ツーリング(6日目)

知床半島をメインに道東方面へ

2012.8.4(土)~8.12(日) 走行

斜里の直線道路

斜里の直線道路にて

8月9日(木)

 早朝、起きて外に出ると目の前に小鹿がいた。(5:42) 民家の庭先に鹿がちょくちょく現れると言うの流石に北海道らしい気がする。実はこの日、ツーリング中に動物とのニアミスが多発したのである。一歩間違えればバイクと衝突と言うのもかなり身近に感じた1日でもあった。

 北海道で早朝、夕方から夜間、人の気配が極端に少ない場所を走行するライダーは、その先に動物の飛び出し有り!と肝に銘じて「・・・かも知れない」運転を心掛けるように注意願いたい。あっ・・・それから・・・ 雨が降っている時の農道に蛙、これ重要です。蛙を轢くとかなり滑りますし臭くなるので注意して下さいね。(^^;)

小鹿

 6日目の朝も晴天に恵まれた。これなら山の上からの景色も良いだろうと昨日は通過して立ち寄らなかった津別峠の展望台へと向かった。しかしこの峠道、鹿やらきつねやらと次々に目撃し、中には先頭を走行するMk73さんのバイクの目の前に鹿が飛び出し横切るなど、私達なら先頭を走るのを遠慮したくなるほど動物に遭遇した。

2012年8月9日の屈斜路湖の空

 そんな事で分かったのが、Mk73さんが走行中に動物を見つける眼力に凄さだ。私には「えっ?今何処にキツネが居たの?」と言われても分からなかったりする事もあったのだが、Mk73さんは本当に良く見つけるのだ。やはり道民であるMk73さんは動物を見つける能力が優れているのだ。

 私も今回遭遇率が高かったのである程度は見つけられるようになったが、やはりレベルが違うのだ。

 さて、津別峠展望台に到着した。(7:51) ここまでの道、動物の飛び出しだけでなく砂利やウェットな路面状態と滑りやすく、細い道や対向車とかなり神経を使う道だった。ここを目指す方は気を付けて頂きたい。

津別峠展望台

 津別峠はこんな場所にあります。

津別峠 周辺マップ

 津別峠からの景色は雲海の景色となった。それでも遠くにはオホーツク海まで見えるし絶景の景色だった。

津別峠から見た景色(雲海)

 屈斜路湖も雲の間から見える。和琴半島も確認出来た。

屈斜路湖も雲の間から見える和琴半島

 反対側は雄阿寒岳(左)と雌阿寒岳(右)が見えた。この津別峠、美幌峠よりも景色が良いかも。

雄阿寒岳(左)と雌阿寒岳(右)

 津別峠を下りると今度は摩周湖へと向かった。

摩周湖へ

 そして立ち寄ったのは摩周湖第三展望台。ここではバイクから降りて展望台へ登った。ここからは硫黄山も見えた。

硫黄山

 そしてこちらが摩周湖。(9:04) 今回も良く見えました。(^^)

摩周湖

 摩周湖の次に向かったのは斜里方面。

摩周湖の次に向かったのは斜里方面

 いつもと違うルートで向かうが、今年もこのお約束の場所に到着する。勿論ダンディさんのご希望に応えてのルートだ。ダンディさんは私に言われるまで後ろを見てなかったので、「後ろを見て!」と言われて初めて振り返り感激していた。これぞ北海道ならではの景色。

 ここではこのページの最初の写真を撮った場所でもある。

斜里の直線道路

 そしてもう1つ、別の場所にある直線道路も勿論行く。こちらは観光客が多かった。

斜里の直線道路

 しばらく農道を走り回った後、知床半島へと向かった。下の写真はオシンコシンの滝PA手前200m付近。(11:35)

オシンコシンの滝PA手前200m付近

 今回はオシンコシンの滝には立ち寄らずに通過、一気に知床半島を越えて羅臼まで下った。その理由は残念ながら知床峠の上部は濃い霧が立ちこめており、ウェアが濡れてしまうほどで視界が悪かったのである。

 ま、それでも途中までは走りを楽しめたので良しとしよう。(^^;)

 そそ、途中なかなか道を譲らな地元ナンバーのアメリカンが前を塞ぎ行く手を阻んだが、BMWのパワーで一気にバキューンと抜かしたのは言うまでもない。

 羅臼では、私の提案で「純の番屋」で食事をする事となった。12:15に「純の番屋」に到着する。

「純の番屋」

 「純の番屋」の店内は結構混雑していた。満席で多少待たされるがタイミング良く直ぐに座れてラッキーだった。

「純の番屋」の店内

 ここで私が食べたのはホッケ定食。羅臼のホッケは北海道では高級だそうだ。お値段もそこそこ高い。(爆)

ホッケ定食

 羅臼からは国道335号線を南下し開陽台へと向かった。天気は曇りがち。開陽台に到着するも視界が悪く、私とMk73さんは後から来たカブライダーと雑談していた。

 中標津空港の横を通過し中標津にあるスープカリーのお店「木多郎」へ向かった。営業時間よりかなり早く到着してしまったが、Mk73さんが事前にTELし、早い時間に向かいいれて頂けた。毎度毎度お世話になります。

 ここのカレーは文句無しに美味しい。私はこのお店で売っているお土産用のレトルトのスープカレーを買占めて帰ったが、家族全員が一番喜んだお土産となった。

木多郎のスープカレー

 木多朗でスープカレーを食べると言う私の希望が叶い、今日のミッションは完了。屈斜路湖の秘密基地に戻ってから、車で屈斜路湖畔の掛け流しの宿の温泉に入りに行った。

屈斜路湖畔の掛け流しの宿の温泉

 温泉に入りに行く時はバイクではなく車で行けるので、ラフな格好で行けて本当に楽だった。

 つづく

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