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極寒キャンプツーリング in 掛川(1日目)
テントも凍りつく寒さと満天の星空が見えるキャンプ場
2014.2.22(土)~23(日) 走行
ならここの湯キャンプ場
2014年の2月は東京都心でも47年振りの大雪に見舞われ、2週間以上も雪が残っている状態だ。そんな寒い中、またまた冬キャンプのお誘いがあり、スーパーシェルパにキャンプ道具を載せて出動した。早朝、6時頃に自宅を出発。目的地は静岡県の掛川にある「ならここの湯キャンプ場」だ。
既にキャンプ場には前日より、ツーリング仲間のまえさん(F800GS)とyamaさん(R1200GS Rallye)がキャンプインしている。噂によると、とうとうyamaさんはテント内に薪ストーブを設置出来るテントまで購入したとか・・・(^^;)
えっ? また新しいテント買ったんかい!?
と突っ込める程、yamaさんはテントコレクターなのだ。(笑)
この日はキャンプ場まで、往きは一般道を走るつもりで出発した。だが、若干心配だったのは山北から裾野付近までの区間の路面状況である。都心でもかなりの雪が残っており、まだ首都圏でも雪による通行止めで孤立した集落があちこちに残っている状況だけに、この区間の路面凍結等が心配だった。
しかし、山北付近に差し掛かっても、下の写真の通り雪は少なかった。これは正直意外でした。(^^;)都心の方がよっぽど雪が残っていますよ。
しかし、道の駅「おやま」を通過した途端に雪の量が増加。ここから裾野IC付近までの区間は、車道は除雪されていたものの、その除雪されていた雪が歩道に積まれており、歩道を歩いている人が異様に高い場所を歩いていました。
その後は一部渋滞気味の箇所もありましたが、スーパーシェルパの機動力を発揮させ、順調に国道1号線(バイパス)を走行、西郷ICでバイパスを下りた。そしてIC出口の正面にある、スーパー「エブリービッグデー掛川店」で買い物をし、そしてキャンプ場へと向かった。結局、朝から何も飲まず食わずで一気に目的地の「ならここの湯キャンプ場」に到着。丁度キャンプ場入口で、まえさんと合流しました。
直ぐにキャンプ場の受付を行いましたが、予想外の出費だったのはバイクの駐車料金を1,000円も徴収されたこと。(--;)これにはまえさんも不満を訴えておりました。入場料が150円、テント1張りが1,200円、ゴミ袋(1袋)200円となり、計2,550円の支払いとなった。(爆)
ま、200円のゴミ袋代はゴミ処理代として納得が行くが、温泉代も別なので、結局3,000円オーバーの出費となった。(^^;)そそ、残念ながらyamaさんは一足先に帰られ、お会いする事が出来ませんでした。噂の薪ストーブ、見たかったのですが残念。
テントサイトに到着すると、流石にお腹が空いていた私はまずはテントを張る前に、先程立ち寄ったスーパーで購入したトロサーモンのお寿司や、アメリカンドッグなどを食べて腹ごしらえ。その後テントを張り始めるが、時間に余裕があったので、普段よりのんびりと風向きや方角などを確認しながらテントを張りました。
テントを張り終えた頃に、静岡県在住の芋にぃちゃんさんがパジェロミニで到着。正月の潮岬キャンプ以来の再会となりました。そしてその後は白ヤギさん(F800GS)と、ひえぴたさん(F650GS)が到着。ちなみにひえぴたさんはキャンプではなく、日帰りとのこと。次回は是非キャンでご一緒したいものですプです。ひえぴたさん、お土産の差し入れを頂きありがとうございました。m(_ _)m
白ヤギさんもテントを張り、雑談をしているとキャンプ場入口方向から図太いエンジン音が聞こえてきました。何とツーリング仲間のボルドーさん(R1200GS)、yoshiさん(R1200GS)、シンさん(F800GSA)、OSAMUさん(F800GS)のGS軍団4台の陣中見舞いでした。
BMWのGSばかりが計7台も集まってしまいました。
完全に私はアウェー状態ですね。(爆)www
それにしても同じGSとは言え、各車それぞれカスタマイズが施されております。しばらくバイク談義に花が咲き、話が盛り上がりました。
こちらはyoshiさんのR1200GSです。特注のローシートが装着され、他にも各所に社外パーツが多く装着されています。
下の写真はボルドーさんのR1200GS。特徴は大型スクリーンを装着しているところです。
こちらはOSAMUさんのF800GSです。きっとこのF800GSは今回が見納めでしょう。次回はR1200GSAで到着する予感が・・・。(^^;)
こちらはシンさんのF800GSA。流石アドベンチャー、まるで戦車の様な迫力です。トップケースを覘いているのはボルドーさん。何か見つかりましたか~?(笑)
こちらは白ヤギさんのF800GSです。このカラーも良い色ですねぇ~!
そしてMAEDAさんのF800GS。既にパニアが外された状態ですが、実はキャンプ道具一式を積載すると、とんでもないほどの重装備でした。
さて、陣中見舞いに来て頂いたGS軍団がそろそろ出発準備です。再びエンジン音が轟きました。
出発時のボルドーさんを撮影。決まってますねぇ!皆さん、お気をつけて!
そしてこの時、気が付かないうちにひえぴたさんもお帰りになりました。ご挨拶出来なく残念。
さて、いよいよキャンプの準備を始めます。テントやタープは張り終えていましたが、その他の準備はまだしてませんでした。私が今回初使用となったのがこれ、VARGOのチタニウムファイヤーボックスグリルです。炭も着火し易くて跳ねず、持続性の高いものを購入しておきました。
陽も大分傾き寒さが増して行きます。
炭火も力強く燃えて良い感じです。灰受けに使用しているのは厚みのあるアルミホイールを巻いたステンレス製トレーです。
そして夕方17時過ぎ、今回の紅一点、TANIZAKIさんがYAMAHAセローで到着しました。皆でテント張りなどお手伝いさせて頂き、早くも宴会突入となりました。TANIZAKIさんはホット専用のワインを持参。これが本当に美味しく、私も大変気に入りました。ちなみに芋にぃちゃんさんも絶賛してましたねぇ。
まえさんの横には色々なお酒が並んでいます。ちなみにこの他にも白ヤギさんはビールを6缶以上、芋にぃちゃんさんも持参とお酒だらけでした。それから、まえさんは今回は走りは2の次でキャンプに徹しに来たそうです。この日まえさんはバイクのエンジンを1回も掛けていませんでした。www
料理は各自で作りましたが、まえさんが大きな鍋を使ってキムチ鍋を作ってくれましたので少し量を控えました。大きな鍋は芋にぃちゃんさんが用意してくれました。(^^) 石油ストーブの上でしっかり煮込みます。美味しかったのですが、途中から皆さんが 持ち寄った食材を使い切りたいと、色々な野菜や肉を投入、もしかして闇鍋?ってな感じでした。(笑)
宴会の途中、徒歩で行ける近い距離にある「ならここの湯」へ行きました。このキャンプ場の良いところはバイクに乗らなくても温泉に入れるところ。この日は満天の星空も堪能出来ました。(^^)v ちなみに温泉はこのとっても揺れる吊橋を渡って向かいます。暗闇の中でこの吊橋を渡るのは、なかなかスリリングですねぇ。
こちらが「ならここの湯」の入口です。建物は近代的で比較的新しい感じでした。
温泉、やっぱり良いですねぇ。すっかりリフレッシュ出来ました。露天風呂も有りましたよ。
テントサイトに戻り、再びキャンプを楽しみます。冬のキャンプは焚火が最大の楽しみです。芋にぃちゃんさんも焚火の煙にいぶされて嬉しそうでした。本人いわく、このいぶされ感がたまらないとか・・・。(笑)
それにしても・・・
煙くないんかい!(笑)
私のVARGOグリルの炭は、煙無しで真っ赤な良い色で焼けてます。小さなグリルですとちょっとした位置の移動も楽で便利です。
今回もまた、石油ストーブを中心に各自それぞれが焚火台を前に寒さ対策をしてました。日中は風が強かったのですが、夕方からは無風状態となり寒さは強まりましたが比較的楽に感じました。
結局この日は24時を過ぎても宴が続きました。かなり盛り上がりました。(^^)
宴を終了したのは24:30。テントもフライシートが凍りだす程寒かったのですが、湯たんぽ+寝袋二重+ホッカイロ+アルファで完全防寒。しっかりと眠ることが出来ました。